訪問介護というのは時間との戦いになります。丁寧な心のこもった介護は大切なことではありますが、訪問介護スタッフを待つ要介護者は多く、その業務を決められた時間内にこなさなければならないため、時間の短縮ができる在宅介護で使える便利グッズはとても役に立ちます。訪問介護スタッフが使用していて、自宅でも活用することができる便利グッズを紹介します。まず、食事の介助をするのに役立つのが、介護用に開発されたコップです。このコップは、食事中の誤嚥をすることを目的に作られていて、顔を上に向けなくても水分補給をすることができるのが特徴です。要介護者の中には起き上がることが難しい人も多いため、こうした誤嚥を防ぐことができる介護用コップが役に立ちます。素早く、かつ、安全に水分補給を行うことができます。

次に紹介するのは、体位変換のためのサポートグッズ。訪問介護スタッフは女性が多く、体格の大きい男性の要介護者である場合、体位変換がスムーズに行えないことがあります。そこで、体位変換を力を入れなくても簡単に行うことができるサポートグッズは、在宅での介護において不可欠。サポートグッズは、ベッドの手すりに掛けるなどすることで、力をかけなくても体をずらしたり、転換することを可能とするのです。このように、訪問介護のスタッフは、介護支援をスムーズに行うために様々な便利グッズを活用しています。これらはネット通販でも購入することができます。